住みやすさと デザインと

【社員紹介】すべての瞬間にやりがいを感じる――家づくりは私のライフワーク


こんにちは、CUSTOM HOMEの柏原です。
今日は社員紹介の第1回目ということで、私が建築プロデューサーになったきっかけをお話したいと思います。


私はもともと、服飾専門学校を出てファッションデザインの道に進みました。その後、イタリアの家具メーカーに転職しました。
家具メーカーの仕事では設計事務所を訪れることが多く、設計士たちが楽しそうに働く姿が印象的だったのを覚えています。

そのうち「自分の家を自分でデザインして建てたい」という気持ちが募り、結婚した翌月に思い切って会社を辞め、未経験から建築業界に飛び込みました。

最初は現場監督から始め、技術面を徹底的に習得しました。
住宅に限らず、官公庁から依頼される公共施設の工事や高層マンションの建築など、幅広く携わりました。ノウハウを身に着けてからは、個人で独立して仕事をしていた時期もあります。

その後、大手住宅会社に入社しましたが、デザインの自由度が低く、ここでは自分のやりたいことは実現できないと感じました。
そこで、住宅事業を立ち上げたばかりのCUSTOM HOMEに転職しました。


その頃はスタッフ数も1桁で、社長と私の2人で、くる日もくる日も営業に回る日々でした。
実績がない中で、お客さまに安心感を抱いてもらうにはどうすればいいか考え抜き、模型を抱えて営業していたのを覚えています。

幸いご縁に恵まれ、初年度から40棟のご契約をいただきました。その頃から9年と少し経ちますが、家づくりの情熱は少しも衰えていません。私にとって、家づくりはライフワークです。

お客さまの相談に乗っている時、資金計画を立てている時、設計施工について考えている時。どの工程にも喜びややりがいが詰まっています。


私が仕事をする中で常々考えていることは、家づくりのリテラシーを高めたいということです。

「注文住宅は高い」というイメージを持っている方がいますが、決してそんなことはありません。
建売住宅を購入する方の中にも、注文住宅にすればもっと暮らしが快適になるという方たちがたくさんいるはずだと思っています。

家づくりのリテラシーを高めることは、注文住宅業界を盛り上げることにもつながります。自分の会社だけが得をしたいとは考えません。
それぞれの会社によって、建てる家に個性があり、それがお客さまのニーズと合致するかどうかです。
本来は、競争ではなく共創なのです。


私が幸せを感じるのは、お客さまが楽しそうにお家を使いこなしている姿を見た時です。

担当したお客さまから「冬場なのにあたたかくて快適です!」と言われると、うれしくて思わず笑顔になります。

そんな風に、家づくりを通して誰かの幸せを実現できることが、私にとっての幸せです。

家づくりで悩んでいる方に伝えたいのは、「何も考えずに相談に来てください」ということです。
行き当たりばったりでも大丈夫です。
どんなことでも、私たちにご相談ください。

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