建築家が教える、共働きの「家事分担の悩み」を解決するお家
こんにちは、CUSTOM HOMEです。
共働きで、家事分担に悩むご家庭は多いのではないでしょうか。もしかしたら、家づくりの工夫で、家事分担の悩みを解消できるかもしれません。
共働きで悩みの種になりがちなのが、洗濯です。外干しが時間の都合上難しかったり、洗濯後に各部屋に洗濯物をしまいに行く暇がなかったりすることも少なくありません。
それなら、洗面所横にリネン室を設け、そこで洗濯が完結するようにしましょう。
ガスの衣類乾燥機をつければ、5キログラムの衣類が1時間で乾燥します。脱衣所で脱いで洗濯し、乾燥してそのままリネン室に収納すれば、家事負担がぐっと軽減されます。
また、少しだけリネン室のスペースを広めにして、アイロンがけスペースをつけるのもおすすめです。他にも、一時がけ用のアイアンバーを設けるなど、家事を楽にする工夫にはさまざまなものがあります。
最近では、帰宅後にご主人が洗濯を担当するケースも増えてきています。それなら、リネン室の作業スペースは、ご主人がストレスなく作業できる広さ・配置にすることが大切です。
逆に、寝る前に1日の洗濯物を入れて起床時間に合わせて洗濯が終わるようセットする方もいます。起床後に乾燥機に洗濯物を移してから、朝ごはんの準備や身支度をすませると、ちょうど1時間ぐらいで、乾燥が終わります。そのままリネン室に収納すれば、朝の時点で1つ家事が完了します。
そうしておけば、帰宅後はゆっくりと家族との時間を持てるでしょう。
共働きのご家庭には、ご家庭ごとのライフスタイルがあります。そのライフスタイルにぴったりと寄り添った家にすれば、家事の負担は最小限に抑えられます。家づくりをするなら、その機会にぜひ、家事分担についても検討してみてください。