住みやすさと デザインと

【天井の魅せ方3.】インテリアの見せ場となる「折り上げ天井」

こんにちは、CUSTOM HOMEです。

天井の選び方で、空間の印象は大きく変わります。この連載では、天井の種類を紹介するとともに、CUSTOM HOMEの施工事例をまじえて、素敵な空間を演出する工夫をご紹介します。

第3回は、「折り上げ天井」についてお伝えします。

折り上げ天井とは、中央部分が周囲よりも一段高くなっている天井のことです。高低差によって天井が高く感じられる効果があります。インテリアの見せ場として、リビングに採用されるケースが多いです。


折り上げ天井と間接照明を組み合わせると、光の関係で、天井の壁紙と折り上げた部分とに色の濃淡が生まれます。
調光もできる上の折り上げ天井では、中央と周りで同じ壁紙を使用していますが、照明によってツートンカラーに見えます。

上の施工事例では、照明が当たった時に中央の部分が周りの天井と同じ色に見えるよう、あえて異なる壁紙を使いました。

通常の高さの天井部分に、さらに濃い色の壁紙を採用すれば、逆に光による濃淡差を強調することもできます。

折り上げ天井をきれいに見せるには、照明器具を隠すとともに、光をまろやかにする工夫が大切です。
掘り込んだ部分の奥行を考慮して、手前になりすぎないよう照明をつけることがポイントです。

照明の位置が手前すぎると、掘り込んだ部分の角に当たり、壁側に強い光の線が入ってしまい、美しく見えません。照明を奥に入れ、奥の壁を照らした上で、二重に反射させると、光がまろやかになり美しいグラデーションが完成します。

CUSTOM HOMEは自社施工という強みを活かし、細部にこだわって空間づくりをしています。

ダイニングにはペンダントライトを設置する方が多いですが、あえて折り上げ天井+間接照明にするのもおすすめです。
ペンダントライトを設置すると、ダイニングテーブルの位置が固定されてしまいますが、間接照明なら模様替えも自由にできます。

いろいろな方向から光が入るため影が映りにくく、料理がさらに美味しそうに見える効果も期待できますよ。

今回は、CUSTOM HOMEの折り上げ天井の施工事例をご紹介しました。世界に1つだけの理想の家を建てたい方は、お気軽にご相談ください。

前回の【天井の魅せ方2.】では、立体感を楽しめる「下がり天井」についてご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

https://custom-home.jp/cms/2021/09/post2871/

関連記事一覧