住みやすさと デザインと

【家づくりの思い込み】高気密・高断熱の家なら快適?

こんにちは、CUSTOM HOMEです。
  

前回の「【家づくりの思い込み】整形地・南向きがいいって本当?」

https://custom-home.jp/cms/2021/08/post2842/

では、土地選びの思い込みに対してCUSTOM HOMEの建築プロデューサーが回答しました。
  

今回は、「高気密・高断熱の家なら快適なのか?」というテーマでお話します。高気密・高断熱の家は、「外気の影響を受けにくく快適」と言われていますが、はたして本当なのでしょうか?
  

高気密・高断熱であれば快適に過ごせるかというと、そうとは限りません。
  

高気密・高断熱の家は、例えるなら「魔法瓶」のような状態。冬場は、窓からの日光で室内の空気があたためられるので、暖房費を節約できるというメリットがあります。
  

一方、高気密・高断熱の家は熱が逃げないので、夏場は窓からの日光が入り、お部屋全体が暑くなってしまうというデメリットも。冷房効率が悪くなり、光熱費も上がってしまいます。
  

このようなデメリットを防ぐためにも、高気密・高断熱の家を建てる時は、「パッシブデザイン」を考慮することが大切です。パッシブデザインとは、光や風などの自然エネルギーを上手く利用する、お金のかからないデザイン手法のことです。
  

工夫次第で、冬場はたくさんの日光を採り込み、夏場はなるべく日射を遮蔽することも可能です。また、窓の配置や種類によって、換気のスピードや効率を大きく上げることも可能です。
  

CUSTOM HOMEでは、「高性能」に頼り過ぎることなく、パッシブデザインも取り入れて本当に快適な家づくりをしています。過ごしやすさにこだわって家を建てたい方は、ぜひご相談ください。

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