外は黒、中は白――「コットン」がテーマの窓のない家
こんにちは、CUSTOM HOMEです。
今日はみなさまに施工事例をご紹介します。

大阪府箕面市にあるHさま邸。
「これは家なの?」と思わず足を止めてしまいそうな、インパクトのある外観が特徴です。
熟練の左官職人が丁寧に塗り上げることで、継ぎ目を一切なくすことに成功しました。
Hさまご夫婦は、カジュアルウェアをメインにしたインターネットショップを経営されています。
そこで、カジュアルウェアでよく使われるコットンをテーマにすることをご提案。
コットンの実は、外側が黒く内側が白いことから、外観を黒・内観を白に統一しました。

メイン空間は、60畳の広さと4.7メートルの高さを誇るダイナミックなLDKです。
空間が間延びしないよう、不規則にペンダントライトを配置しました。
外観は窓が一切ないにもかかわらず、中庭から光を採りこむことで、室内は明るい印象に。
壁に反射した自然光が、真っ白な空間を美しく際立たせます。
直射日光が苦手だという奥さまのご要望を受け、壁に光を反射させて明るさを保つ工夫を施しました。
春夏秋冬の太陽の高度を計算し、部屋の隅々まで光が行き渡りながら、直射日光は当たらないよう計算しています。
小上がりの畳スペースは、グレイッシュな桃色の琉球畳で、垢ぬけた印象に。
プロジェクターを作動させると、畳スペースがシアタールームになります。

無駄をそぎ落とした静ひつな印象のパウダールーム。
白を基調としながら、ライティングが生み出す陰影によって、表情豊かな美しい空間に仕上がっています。

美術館のような洗練された雰囲気の主寝室。
高窓を設けることで、プライバシーを確保しながら光を採りこみました。
間接照明を仕込んだヘッドボードで、上質な空間を演出します。

大空間にすると、光熱費が高くなりがちです。
しかし、第一種換気システムや、床置き式のエアコン、壁埋め込み式のエアコン等を駆使して、夏は涼しく冬はあたたかく室温が保たれる工夫を施しました。
お客さまからは、当初の予想を大幅に下回る光熱費ですんだと、喜びの声をいただきました。
CUSTOM HOMEでは、デザインと暮らしやすさの両方を叶える家づくりをご提案しています。
圧倒的存在感を放つ家を建てたい方は、CUSTOM HOMEにご相談ください。