H邸 カーテン無しの安心空間

この家は、都市部ならではの密集した環境の中で、プライバシーと開放感を両立させることを大きなテーマとしています。

外部からの視線を巧みに遮りながら、光と風を住まいの中心へと導く中庭型のプランを採用。
室内に一歩足を踏み入れると、周囲の建物の存在を忘れるほど、明るく伸びやかな空間が広がります。

LDKは中庭と大きくつながり、家族が自然と集まる場所に。
カーテンを閉める必要がないため、昼間は光がたっぷりと入り、夜は照明のあかりがやさしく空間を包み込みます。

また、この住まいでは「子どもの成長」と「家族のつながり」を大切にした空間づくりも特徴のひとつ。
吹き抜けやスキップフロア、視線が交差する設計により、別々の場所にいても家族の気配を感じられる構成としました。

遊び心のあるスペースや、学び・運動を楽しめる工夫を取り入れながら、成長に合わせて使い方が変化していく柔軟な住まい。
日々の暮らしの中で、家族の時間が自然と積み重なっていきます。

囲まれているからこそ生まれた、開かれた暮らし。
安心感と開放感、そして家族のつながりを大切にした住まいが完成しました。

カーテンを使わずに過ごせるため、光と視線の抜けを存分に楽しめます。

家族の気配を感じながら、のびのびと成長できる工夫を施しました。