【家づくりの思い込み】整形地・南向きがいいって本当?
こんにちは、CUSTOM HOMEです。
土地選びでよくある思い込みに、「変形地より整形地がいい」「南向きの土地がいい」というものがあります。しかし、本当にそうなのでしょうか?CUSTOM HOMEの建築プロデューサーが回答します。
まずは、整形地についてお話します。
不動産としての価値だけを見れば、変形地より整形地の方が高くなります。
しかし、住まい手の希望によって、家の理想形は異なるもの。必ずしも四角形になるわけではありません。理想の間取りを描くと、凹凸のある家になったり、L字型の家になったりすることは多々あります。
そうすると、整形地にこだわるより、理想形にピタリとはまる変形地を見つけた方が、コストを抑えて理想の暮らしを叶えやすくなります。
変形地なら、相場よりも数百万円安く購入できることも少なくありません。土地を安く入手できれば、建物や設備、家具にお金をかけられます。
オプションを数百万円削るとなると、色々あきらめなければなりません。土地を購入する時点で数百万円のコストダウンを実現した方が、理想の家を建てやすくなるのです。
次に、土地の向きについてお話します。
間取りにもよりますが、プライバシーに配慮して、LDKは玄関の反対側に作ることが多くあります。つまり、北向きの土地の方が、玄関は北側・LDKは南側という配置にしやすく、明るく快適な家になりやすいのです。
また、隣家の日当たりを確保するための「北側斜線制限」がある地域では、北側の2階は十分な天井高を確保できないことも。北側を玄関にしておけば、制限が生まれにくく、間取りの自由度が上がります。
どんな家であれば、家族の幸せが実現するのか。それは、希望やライフスタイル、条件によって変わってきます。「〇〇の方がいい」という思い込みに縛られず、柔軟な発想で家づくりを進めることが何より大切です。
CUSTOM HOMEでは、お客さまの理想の家を建てるため、土地探しからサポートしています。土地購入前のお客さまも、お気軽に私たちにご相談ください。