趣味を楽しむ音人(おとな)の家
インドネシア出身のご主人のご実家(ホワイトで四角い立体感のある家)を感じられるよう、オーソドックスなキューブ形状を採用しながらも、ダイナミックな陰影が印象的な外観デザインを実現。奥様からのご要望でもあった(道路から玄関や家内が見えないよう)プライバシーにも配慮して、玄関にブラインドウォールを設けています。ベー スとなる壁素材をプレー ンで明るいホワイトの抽象柄とし、無駄を削ぎ落としたからこそ生まれた立方体は、ミニマムだからこそダイナミックで美しい外観デザインとなりました。西日の厳しい西面にはあえて窓を作らず、白い外壁のキャンパスにシンボルツリ ーの影を愉しむ印象的な外観は、まるで白い宝石箱のよう。きっと、この街区のシンボルアーキテクチャーとなる、オリジナリティ溢れるワン&オンリーの住まいが、ここに誕生しました。日没とともに浮かび上がる樹影が、まいにち帰宅されるお施主様、そして通りすがりの人々にとっても癒しとなる事を願ってやみません。