W邸 Bookに包まれた暮らし

図書館を家にするとこうなる。特徴ともいえる外観、玄関をくぐると光、二階には居心地高めるたくさんの本、収納と落ち着きを叶えた工夫の詰まった家。

特徴的な外観は、街並みの中でもひときわ印象に残る存在感を放ちながら、その内側には静かで落ち着いた時間が流れています。

玄関をくぐると、まず迎えてくれるのはやわらかな光。
限られた敷地条件の中でも、光を効果的に取り込む工夫を随所に施すことで、住まい全体に明るさと開放感をもたらしました。

住空間の中心となる二階には、ご家族の暮らしに寄り添うライブラリースペースを配置。
壁一面に設けた本棚は、収納としての役割だけでなく、空間そのものの表情をつくる存在です。
本に囲まれて過ごす時間が、日常の中に自然と溶け込み、心を落ち着かせてくれます。

また、畳スペースや窓辺の居場所など、用途を限定しすぎない余白のある設計もこの住まいの魅力。
読書を楽しんだり、静かにくつろいだりと、その時々の気分やライフスタイルに合わせた過ごし方が可能です。

シンプルな中にも素材感や光の陰影を丁寧に重ねることで、住まい全体に上質さとあたたかみをプラス。
収納力と居心地、そのどちらも妥協しない工夫が随所に詰まっています。

本とともに暮らし、光に包まれ、静けさを楽しむ。
そんなご家族の想いをかたちにした、落ち着きと知性を感じる住まいが完成しました。