こだわりの家づくり

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勾配天井で失敗しない!照明を選ぶコツを建築のプロが解説【天井の魅せ方1.】

こんにちは、カスタムホームCUSTOM HOMEです。

天井の選び方で、空間の印象は大きく変わります。この連載では、天井の種類を紹介するとともに、カスタムホームCUSTOM HOMEの施工事例をまじえて、素敵な空間を演出する工夫をご紹介します。


第1回目は、お部屋の開放感を演出できる「勾配天井」についてお伝えします。


勾配天井とは、屋根の形にあわせてななめになった天井のことです。勾配天井にすると、天井が高くなり開放感がアップするのがメリットですが、照明選びの失敗には注意が必要です。


照明器具の設置個所である天井部分が斜めに傾いているため、シーリングライトやペンダントライトなどの種類を問わず、一般的に販売されている照明器具では設置できない場合があります。


また、勾配天井にすると、通常のフラットな天井より高さが出るため、一般的な照明では、十分な明るさを確保できないことも。

 

勾配天井にするなら、建築家と相談しながら、採光計画や照明計画を練ることが大切です。



こちらの施工事例では、高い位置に大きな窓と天窓を配することで、建物に囲まれて日照を得られないという土地のデメリットを解消。

東側のバルコニーに面した大きな窓からは、午前の優しい日差しが降り注ぎ、木のぬくもりにあふれた空間をやわらかく照らします。


西側のリビング上部には天窓を配置。夕方の遅い時間まで日照が得られるため、照明をつける頻度が減り、電気代も節約。冬場は部屋を暖めてくれるというメリットも。


勾配天井の傾斜で視線が遠くまで抜け、広々と開放的な雰囲気に。



こちらのお家では、天井全体にダウンライトを設置するとともに、勾配天井のはしに間接照明を仕込みました。夜に灯りをつけると、リズミカルなニュアンスの感じられる雰囲気に。


昼間は大きな窓と吹き抜けの効果で、照明なしでも明るさを確保しています。


勾配天井を採用する時は、傾斜の角度にもこだわりましょう。角度が大きく急勾配だと、天井が見える面積が少なくなり、目の錯覚で圧迫感が生まれてしまうことがあります。角度を小さくして緩勾配にした方が、距離感が生まれ、お部屋全体が広く感じられます。


また、勾配天井のお部屋は、換気計画も重要です。あたたかい空気は上にいく性質があるため、天井の上の方が「熱だまり」になってしまうことも。天窓や換気扇をつけたり、シーリングファンで空気をかき混ぜたりと、換気の工夫をしましょう。


CUSTOM HOMEでは、傾斜角度による見え方の違いや換気計画にまで徹底的にこだわり、間取りに合った勾配天井をご提案しています。また、照明計画の失敗を防ぐため、採光計画とあわせて照明の配置を検討します


世界にたった1つの理想の家を建てたい方は、お気軽に私たちにご相談ください。


▽天井の種類と取り入れ方のコツについてはこちらの記事もご覧ください。
【天井の魅せ方2.】立体感を楽しめる「下がり天井」

【天井の魅せ方3.】インテリアの見せ場となる「折り上げ天井」